ハンターハンターのアニメは1999年版と2011年版で何が違う?いま見られる場所も調べた

2026年9月18日金曜日

HUNTERXHUNTER アニメ 視聴ガイド

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ハンターハンターのアニメを見ようとして、いきなりつまずく人が多いところがあります。同じ作品名のアニメが2つあることです。1999年に始まったものと、2011年に始まったもの。絵柄も声も話数も違うのに、どちらも「HUNTER×HUNTER」という名前で並んでいます。どちらから見ればいいのか、どこまで話が進むのか、そして今どこで見られるのか。ここではその3つを、公式のページだけを開いて確かめました。

先に断っておきます。配信の状況は、まとめサイトを写せば10分で書けます。でもそれをやると、とっくに配信が終わったサービスを「配信中」と書くことになります。実際、この記事を書くために開いたある大手サービスでは、作品ページに「現在公開中の話が存在しません」と出ていました。だからここでは、自分で公式ページを開いて確かめられたものだけを書きます。確かめられなかったサービスは、名前ごと載せません。

ハンターハンターのアニメは何種類ある?1999年版と2011年版の2つです

テレビシリーズは2つあります。1999年10月にフジテレビ系で始まった全62話のシリーズと、2011年に日本テレビ系で始まった全148話のシリーズです。前者には続きのOVAが30話あり、後者には劇場版が2本あります。合わせると、アニメだけで240話以上あります。

ややこしいのは、この2つが「続き」ではないことです。2011年版は、1999年版の続編ではありません。ゴンがくじら島を出るところから、もう一度作り直したものです。だから2011年版だけを見ても、話は最初から最後までつながります。1999年版を見ていなくても置いていかれません。

逆に言うと、同じ場面を2回アニメにしている区間がかなり長いということでもあります。ハンター試験も、ゾルディック家も、天空闘技場も、ヨークシンシティも、両方に出てきます。同じ話を別の絵と別の声で2回見られる、と考えるとお得な作品です。

1999年版のハンターハンターはどこまで描いた?フジテレビ系の全62話とOVA30話

1999年版は1999年10月16日から2001年3月31日まで、フジテレビ系の土曜18時30分枠で放送された30分・全62話のシリーズです※1。監督は古橋一浩さん、キャラクターデザインは後藤隆幸さん、音楽は佐橋俊彦さんが担当しました※1。

声の並びも、いま広く知られているものとは違います。ゴンが竹内順子さん、クラピカが甲斐田ゆきさん、レオリオが郷田ほづみさん、キルアが三橋加奈子さん、ヒソカが高橋広樹さん、クロロが永野善一さんです※1。この6人の名前を見ただけで「あの声だ」と再生できる人は、まず1999年版で育った人です。

そしてこのシリーズは、テレビの62話で話が終わっていません。続きはOVA、つまりビデオとして売られた作品で作られました。日本アニメーションの公式ページには、続きにあたる3本が関連作品として並んでいます※1。

  • HUNTER×HUNTER(OVA)…全4巻・各巻2話収録、2002年1月から4月にかけて発売
  • HUNTER×HUNTER OVA G・I…全4巻・各巻2話収録、2003年2月から4月にかけて発売
  • HUNTER×HUNTER OVA G・I Final…全7巻・各巻2話収録(テレビサイズ)、2004年3月から8月にかけて発売

1巻に2話ずつなので、4巻+4巻+7巻で15巻、話数にすると8話+8話+14話=30話という計算になります【計算】。テレビの62話と足して92話。発売元はマーベラスエンターテイメント、販売元はポニーキャニオンです※1。2011年版と発売元が違うのは、ここが後で効いてきます。

なお「テレビの第62話が原作の何巻の何話にあたるのか」を明記した公式の記述は、今回見つけられませんでした【未確認】。OVAの1本目がヨークシンシティの続きを扱っているので、テレビはヨークシン編の途中で止まったはずですが、巻数まで断定はしません。

2011年版のハンターハンターは何話まで?日本テレビ系の全148話です

2011年版は日本テレビ系で放送された全148話のシリーズで、アニメーション制作はマッドハウス、監督は神志那弘志さん、キャラクターデザインと総作画監督は吉松孝博さん、音楽は平野義久さんです※9。声はゴンが潘めぐみさん、キルアが伊瀬茉莉也さん、レオリオが藤原啓治さん、クラピカが沢城みゆきさん、ヒソカが浪川大輔さん、クロロが宮野真守さんです※9。

放送は日本テレビを含む全国30局で、末期の枠は毎週火曜の深夜25時29分でした※11。最終話は第148話「コレマデ×ト×コレカラ」で、日本テレビの公式サイトには「9/23放送」というあらすじだけが残っています※2。ゴンが世界一高い木を登り、頂上でジンと向き合う、あの話です。

この「9/23」が何年なのかは、公式ページには書かれていませんでした。ただ、最終話までを収めた選挙編のBOXが2014年12月24日に発売されていること※4、作品情報の製作年が2011年であること※9から、テレビ放送は2011年に始まり2014年9月に終わったと判断しました【推測・確信度高】。

1999年版と2011年版のアニメの違いは?制作会社・声・長さの3点で比べる

違いはこの一文に収まります。「別のスタッフが、別の長さで、同じ原作を作り直した」です。制作は日本アニメーションからマッドハウスへ、放送局はフジテレビ系から日本テレビ系へ、話数は62話から148話へ。声も主要6人が全員入れ替わっています。

数字で並べると差がはっきりします。1999年版は土曜の夕方6時30分という、家族で見る時間帯の30分枠でした※1。2011年版の末期は火曜の深夜25時29分です※11。同じ原作が、10年ちょっとで夕方から深夜へ移ったわけです。原作の内容が重くなっていく時期と重なっているので、この移動そのものが作品の変化を映している、というのが私の見方です【推測】。

もう一つ大きいのが「どこまで描いたか」です。1999年版はテレビ62話+OVA30話でグリードアイランドのあたりまで進みました。2011年版は148話で、ハンター協会の会長選挙まで進んでいます。途中で止まらずに読める区間は、2011年版のほうが明らかに長いということです。これから初めて見る人が2011年版から入るのは、素直な選び方だと思います。

ハンターハンターのアニメはどの編が何話?公式の収録話数で確認した(独自)

「キメラアント編って何話から?」という質問には、ファンサイトごとに少しずつ違う答えが並びます。そこで今回は、販売元であるVAPが公式サイトに書いているBOXの収録話数を、1本ずつ開いて拾いました※3。売っている側が書いている数字なので、ここが一番堅いはずです。

  • ハンター試験編・ゾルディック家編…第1話〜第25話(第13話は総集編のため未収録)
  • 天空闘技場編…第27話〜第38話
  • 幻影旅団編 I…第39話〜第48話/幻影旅団編 II…第49話〜第59話
  • G.I編…第60話〜第75話
  • キメラアント編 Vol.1…第76話〜第90話/Vol.2…第91話〜第105話/Vol.3…第106話〜第120話/Vol.4…第121話〜第136話
  • 選挙編…第137話〜第148話

ここで一つ、気になることが出てきました。第26話が、どのBOXの収録範囲にも入っていません。第13話には「総集編のため収録しておりません」という註がはっきり書いてあるのに、第26話については同じ註を見つけられませんでした※3【未確認】。第13話と同じ扱いだろうと想像はできますが、公式の記述を確かめられていないので、ここでは「分かりません」と書いておきます。もし現物をお持ちの方がいたら、第26話のタイトルを確かめてみてください。

編ごとの順番と原作の収録巻については、ハンターハンターの編を一覧で整理した記事のほうで先に扱っています。幻影旅団編で何が起きるのかを先に押さえたい人は、クラピカとクロロの関係を追った記事のほうが早いです。

ハンターハンターの劇場版アニメ2本はどんな扱い?原作の本編とは別物です

劇場版は2本あります。「緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」と「The LAST MISSION」です。どちらも2011年版のキャストで作られていて、DVDとBlu-rayの販売元も2011年版と同じVAPです。緋色の幻影は2013年7月24日、The LAST MISSIONは2014年7月23日にソフトが発売されました※5※3。

中身の位置づけがはっきり分かるのは、VAPが緋色の幻影を売るときに書いた一文です。「原作者・冨樫義博秘蔵のネームから誕生!」と明記されています※5。つまり週刊少年ジャンプの本編に載った話ではありません。本編を追うだけなら飛ばしても筋は通りますが、原作者のネームが元になっているという意味では、ただの外伝とも言いにくい立ち位置です。

数字も残っています。緋色の幻影は本編約97分、興行収入10億円を突破したと同じページに書かれています※5。声のゲストとして川島海荷さんと藤木直人さんが参加し、ソフトには潘めぐみさんと伊瀬茉莉也さんによるオーディオコメンタリーが入っています※5。2本とも、テレビシリーズを全部見終わってから手を出すのが気持ちよく見られる順番です。

ハンターハンターのアニメはいまどこで見られる?2026年9月に公式ページで確認した

ここからが本題です。結論から言うと、2026年9月の時点で確認できた見放題は、2011年版のテレビシリーズがU-NEXTにあることだけでした。1999年版とOVAは、調べた範囲のどの配信サービスにも見当たりませんでした。以下、1件ずつ根拠を書きます。

U-NEXTでは、2011年版のテレビシリーズが見放題として案内されています※9。同じサイトで「HUNTER×HUNTER」を検索すると、テレビシリーズのほかに劇場版2本と舞台版2本が出てきます。1999年版とOVAは、この検索結果に1件も出てきませんでした【実測】。作品ページには「本ページに記載の情報は、2026年9月現在のものです」という註記も入っていました※9。

dアニメストアは、作品ページ自体は今も残っています。ただし2011年版のテレビシリーズ(全148話)のページにも、劇場版2本のページにも、「この作品は現在公開中の話が存在しません」と表示されました※10【実測】。ページがあることと、見られることは別です。ここを写し間違えているまとめ記事が実際にありました。

そのほかの大手サービスについては、今回は書きません。ページがJavaScriptで組み立てられていて中身を読み取れなかったり、見ている場所によって表示が変わったりして、こちらで確かめられなかったからです【未確認】。「載っていない=配信していない」ではありません。気になるサービスがあれば、そのサービスの検索窓に「ハンターハンター」と入れるのが一番早くて確実です。

そしてもう一つ、配信に無いものは、円盤を借りるという手が残っています。1999年版のテレビシリーズもOVAも、発売元が2011年版とは別(マーベラスエンターテイメントとポニーキャニオン)なので※1、配信の権利もまとめて動きにくいと考えられます【推測】。DVDやBlu-rayは出ているわけですから、宅配レンタルのように旧作の在庫を持っているサービスを当たれば、配信では消えた作品に手が届くことがあります。買うと数万円かかるBOXでも、借りるだけなら話が変わります。竹内順子さんのゴンと三橋加奈子さんのキルアをもう一度聞きたい人には、いまのところこれが現実的な道です。

(広告)旧作の在庫を持っているサービスの一つが最大30日間お試しレンタルできる!ゲオ宅配レンタルです。在庫があるかどうかは作品ごとに違うので、申し込む前に「HUNTER×HUNTER」で検索して、1999年版と2011年版のどちらが出てくるかを先に確かめてください。

ハンターハンターのアニメの続きは原作の何巻から?33巻からが未アニメ化です

2011年版を見終わった人が次にぶつかるのが「原作はどこから読めばいいのか」です。答えは33巻です。会長選挙の決着とゴンの復活までが32巻に入っており※7、33巻からはビヨンドの依頼と十二支んの欠員、つまり暗黒大陸の話が始まります※8。アニメの最終話で止まった人は、ハンター×ハンター 33巻から読み始めれば、話が途切れません。この巻で扱われる前提の整理は、暗黒大陸編の基礎をまとめた記事にあります。

1999年版とOVAの範囲を原作で読み直したい場合は、ヨークシンシティの山場が入った13巻が目印になります。集英社のあらすじには「ついに団長を捕えたクラピカ」とあり※6、ここがシリーズ前半の一番の山です。Hunter×hunter 13巻を開けば、OVAが何を引き継いだのかが分かります。グリードアイランドの決着は18巻です※12。

最後に、よく聞かれることを一つ。33巻から先をアニメにした続編について、公式の発表は今回見つけられませんでした【未確認】。見つけられなかっただけで、「無い」と断定はしません。新しい発表があるかどうかは、日本テレビや制作会社の公式ページを見るのが確実です。王位継承戦の中身を先に知りたい人は、15人ルールを整理した記事から入ると読みやすいはずです。

出典

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