2012年12月8日土曜日

ハンターハンター クラピカ追憶編後編のネタバレと感想

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)クラピカ追憶編後編のネタバレと感想です。


映画のネタフリ用の2週連続読み切りなので、先週のハンターハンタークラピカ追憶編前編では正直テンションが低かったんですが、さすが冨樫義博先生。人間の醜い部分が描かれています。

上げてから落とす演出といい、相棒パイロの機転の効かせ方といい、やっぱハンターハンターはおもしれーなーと思える読み切りでした。

ハンターハンターの面白さは心理描写とキャラの自然な行動にあると思います。某人気漫画のように作者の都合で論理的におかしい行動をキャラクターが取ったりしないで生きてることが実感できます。無理なお涙頂戴も無いですしね。

今回のクラピカ追憶編でもこのクルタ族の長老ならそんな行動を取りかねないなと思うし、クラピカは自分のことなら我慢できても相棒のパイロのことならキレちゃうんだろうなって。

クルタ族惨殺シーンは文章だけだったものの、トラウマになるくらい詳細まで書かれており、想像できてしまいました。



気になるのは本編の連載再開なんですが・・・その情報は見当たらず・・・ 早く連載再開して下さい!



「我々は何も拒まない だから我々から何も奪うな」




2012年12月6日木曜日

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)クラピカ追憶編のネタバレと感想

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)クラピカ追憶編のネタバレと感想です。


まず内容の前に一言言いたい。映画のための読み切りじゃなくて本編の続きが見たいー!!


2012年6月27日水曜日

ついにおおきく振りかぶって投げはじめた!

おおきく振りかぶって(vol.19)ついにおおきく振りかぶって投げ始めました!

埼玉大会準決勝で榛名が敗れ、三橋は阿部とともに話しかけに行きます。阿部の中の榛名に対する想いは伝えることが出来て阿部くんも榛名も大人になってきたことが見て取れます。三橋は榛名の筋肉が気になってたのは予想外。

阿部くんは三橋にもそんなにイライラしなくなってきたし、三橋もビクビクが減ってきたし、いい感じ。


そして三橋はセットポジションではなく振りかぶることを決断。練習を始めます。

甲子園をリアルにイメージするために甲子園観戦へ。いいな~こんな高校生活楽しそうだなぁ。

2012年5月12日土曜日

連載中の漫画 ランク分け

現在連載中の漫画を自分の中でランク分けしてみました。(2012年5月現在)


★★★★★ 超面白い

HUNTER×HUNTER (ジャンプ)


よつばと! (月刊コミック電撃大王)


おおきく振りかぶって (アフタヌーン)




★★★★ 面白い

銀の匙 (サンデー)
げんしけん (アフタヌーン)
もやしもん (イブニング)
アオイホノオ (ゲッサン)
CAPETA (月マガ)
グラゼニ (モーニング)
ジャイアントキリング (モーニング)
宇宙兄弟 (モーニング)
島耕作 (モーニング)
ガラスの仮面 (花とゆめ)
ちはやふる (BE LOVE)


★★★ なかなか

めしばな刑事タチバナ (週刊アサヒ芸能)
フェアリーテイル (マガジン)
グランドスラム (ヤングジャンプ)
ブッシメン (イブニング)
いぬまるだしっ (ジャンプ)
べしゃり暮らし (ヤングジャンプ)
砂の栄冠 (ヤングマガジン)
センゴク (ヤングマガジン)
闇金ウシジマくん (スピリッツ)
バガボンド (モーニング)
ダイヤのA (マガジン)
NANA(cookie)
らーめん才遊記

★★ 読み続けてはいる

ワンピース (ジャンプ)
ガンツ (ヤングジャンプ)
ハチワンダイバー (ヤングジャンプ)
頭文字D (ヤングマガジン)
アイアムアヒーロー (スピリッツ)
バンビーノ (スピリッツ)
修羅の刻 (月マガ)
ディアボーイス (月マガ)
君に届け (別冊マーガレット)
進撃の巨人 (別冊マガジン)


★ 途中で断念

カイジ (ヤングマガジン)
嘘食い (ヤングジャンプ)
かもめ☆チャンス (スピリッツ)
とめはねっ! (スピリッツ)
カウンタック (ヤングジャンプ)
デリバリーシンデレラ (ヤングジャンプ)
へうげもの (モーニング)
キングゴルフ (サンデーS)




こう見るとモーニングが占める割合が多いな~
だんだん立ち読みできないコンビニが増えているのが悩みです。

もうひとつの悩みは休載ですね。バガボンドが再開したのは嬉しいですが、冨樫先生にも是非ともお願いしたいところ。
また、NANAの連載再開も待たれるところ。矢沢あい先生のご病気も早く回復して欲しいです。








2012年5月10日木曜日

冨樫義博先生のネームの作り方

冨樫義博先生はヘタッピマンガ研究所Rにてインタビューに答えています。





「基本的には漫才ですよ。ネームにする前に紙にキャラ達のセリフのかけ合いを書き出すんですよ」


「その中でキャラ同士がそいつららしさを守った上での最良の一手をボケツッコミみたいな感じでバンバンかぶせていくんです」


「そんで論理展開させてってー 最後は主人公がそのずっと上をゆく解(オチ)を打ち出す」




なるほど~確かにHUNTERXHUNTERのキャラ同士のやり取りってリアルで生きてる感じがします。

特にキルアがゴンとのやり取りでさみしくなっちゃうのがキュンときますよね。




”最後は主人公がそのずっと上をゆく解(オチ)を打ち出す”


確かにゴンとパームのやり取りやデートは圧巻でした。




「基本はキャラ達と相談するかんじでやってますよ」


「例えばキャラが二人いて片方が、『オレはこっちへ行って戦う』 もう一方が『オレはこっち』と別行動にする展開にしたいとしますよね」


「作中では省略されていてもそういう展開になるまでの経緯をセリフの掛け合いとして紙に書きだしてみるんです。ホントにそんな結論になるのかなっていう検証作業みたいなもんですね」


「その過程で『あ こいつの性格だとこっち行きたいとは言わないな』となったらその展開はボツにします」






ナニカの能力でゴンを治した後、キルアはゴンではなくアルカとともに生きることを選びます。そして別れ際にゴンを治したのはナニカだったことも告白します。あの展開は悲しいけれどキルアと相談した上でのことだったんですね。




作者がこんな展開にしたいってことだけが先行してしまうと「え?そのキャラの動き不自然じゃない?」って行動したりしますよね。キャラが自ら動いてないってゆーか。腹減ったからって勝手に一人でどっかいっちゃう海賊とか。論理的(ロジカル)じゃない展開を見ちゃうとすごく萎える。




「ヒーロー戦隊ものってあるでしょ?あれ子供の頃初めて観た時にポーズ決めてる主人公に一切手を出さない敵に納得いかなかったんですよ 逃げもしないし」


「敵が自分の能力や弱点を大事なとこでベラベラ喋っちゃったりとかね 子供ながら理不尽すぎるだろって思ってたんです。だからなるべくそうしたくはないんですよ。全員が死力を尽くしてる感じを大事にしたいというか」



これすごくわかります。読者に説明する方法って色々あって、キャプテン翼とかスポーツ漫画だと実況や解説がその役を担います。自然なんだけど「え?こんな小学生の予選の試合で実況?」って展開も。

バトルものだと同行キャラが解説専門キャラになる塾生がいたり、弱いのに解説のためだけにその場にいて殺されなかったり不自然だな~って思うことも多々。奇妙な冒険もとどめを刺す前にベラベラ自分で説明しちゃうところが萎えちゃうんですよね。

HUNTERXHUNTERはその辺、どこまでは頭のキレるキャラに語らせて、どの部分はナレーションにするかというのが徹底していると思います。




冨樫先生はシナリオ力を高めるために色々な努力をしてきたそうです。




例えば短編小説を読んでそれを長く伸ばすんだったら自分だったらどうするか考えたり、面白くない映画を観ながらこうしたら面白くなるってメモしたり






やはり「なぜ」「自分だったらこうする」と考えることって大切なんですね。





2012年5月8日火曜日

バクマン。最終回を読んで思ったこと


バクマン。がついに終わってしまいました。HUNTERXHUNTERが休載になってしまったのでまたジャンプで読むものが無くなってしまった・・・


バクマン。最終回を読んで思ったこと

もともと漫画がアニメ化して主人公の声優を亜豆が演じた時、亜豆と結婚することがスタートだったので、そこで話が終わるのは最もな形だと思います。

あの日と同じ亜豆の家で
第一話「その夢が叶ったら結婚して下さい」 → 最終話「その夢が叶った”から”結婚してください」
これは第一話の伏線の素晴らしい回収ですね。

いつも右側に座っていたというエピソードは懐かしのクラスメイト時代を思い起こしてもう一度コミックスを読み返したいと思うものですし川口たろうの夢を叶えるというエピソードも良い展開だと思います。


作中には、「アニメのために面白くない内容でダラダラ続けるべきじゃない」「(デスノートのように?)無理に第二部を作ってもダメ」といったような前フリがあったのでエンディングが近いことはわかっていたのですが、最後がなんだか駆け足というかもう一つのテーマである『新妻エイジを超える』という部分がすごく省略されて描かれていたように思います。

バクマン。の面白いところはジャンプとジャンプ編集部の暴露であり、ライバルと戦う漫画家バトル漫画だと思っていただけに、最終回の終わり方はバクマン。はラブコメであり、青春群像活劇だったんだなとちょっとすかされたような気持ちになりました。


ただ確かにスパっと新妻エイジを倒したというエピソードを描くのは難しいし、何十年も買ったり負けたりのライバルになるはずなので、その路線でいけば漫画の最終回でよくあるようないきなり数年後を描いたりするしかなかったのかもしれません。

そう考えればあの終わり方しかなかったのかもなぁ。







2012年4月23日月曜日

HUNTERXHUNTER コミックスとジャンプの比較

HUNTERXHUNTERの単行本とジャンプを比較した動画です。

冨樫先生は週刊連載時のジャンプでは下描き状態のまま掲載。休載時にコミックス化の書き直しをしているから余計休載期間が長くなるという悪循環で有名ですが、ここまで描き直しているとは・・・


例えば蟻たちは皆ジャンプだと怖い顔をしており、コミックスではやさしい顔に直されています。最初は動物や昆虫って感じが強くでています。



連載が進むにつれて悪であるのは蟻ではなく人間だというテーマになっていきますがそれが影響しているのでしょうか。


それにしても月イチくらいで連載を続けるのが一番だと思うのですが無理せず頑張ってほしいものです。





【予約品】【2012年07月発売予定】G.E.M ハンター×ハンター 1/8 キルア=ゾルディック

2012年3月15日木曜日

ネテロ会長の息子登場!!そして休載へ・・・ハンターハンターNo.340「特命」

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)No.340「特命」のネタバレと感想です。

先週は最終回なんじゃないかと焦りましたが無事新章突入しました。

なんとネテロ会長の息子が登場!そして共にいるのはパリストンと十二支ん的な9人。

先週ジンがゴンに語った夢と同じく世界地図の外側の世界へ行くと宣言。

そして故ネテロ会長はそんな事態を想定して十二支んへ遺言を残していました。

そんな((o(´∀`)o))ワクワクする展開なのに休載のお知らせ…


もーーーーーーーー!早く再開して下さい!!!

ハンターハンターNo.340「特命」のネタバレと感想でした。

2012年1月19日木曜日

ズリセンは忘れてくれ・・・以上・・・ハンターハンターNo.332「喝采」の感想とネタバレ

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)No.332「喝采」の感想とネタバレです。

うぉぉぉぉパリストン包囲網!

会長総選挙は上位4名の争い。十二支んの丑ミザイストムはパリストンを会長にしたくないため演説でチードルに託す。そしてチードルはなんとレオリオに託す。

レオリオは演説する。「オレが会長になったらお前らゴンを助けるためすぐに動け!」

「ゴンはオレがズリセンこいて女連れ込んでネットしてる間中誰かのために戦ってた。」


イタタタタ…この言葉はなんだか心に突き刺さる。東日本大震災以降の冨樫もこんな思いで漫画描かなきゃっておもったんでしょうか。だからこんなに連載が続いているのかも。

このレオリオの一見身勝手な言葉はハンター達の心を打つ。他の演説者とは違う仲間を思いやる本音。
会場は拍手喝采。


一方、アルカは眠りから覚める。キルアはアルカにお願いする。ナニカになってゴンを治してほしいと。

「ナニカ ゴンを元に戻してくれ」

「あい」



選挙もゴンも最終局面へ。

2012年1月13日金曜日

『あとは自分で考えろや。ハンターだろ?』ハンターハンターNo.331「Xデー」の感想とネタバレ

HUNTERXHUNTER(ハンターハンター)No.331「Xデー」の感想とネタバレです。

今週はジンからチードルへの、そして冨樫義博先生から我々読者への挑戦状のような一話。

『これだけの材料からこの先の展開を考えてみろや』という気持ちがこもっています。

それがジンの一言「あとは自分で考えろや。ハンターだろ?」 くぅ~~これだからハンターハンターはやめらんね~!!!


旅立とうとするジンにチードルが話しかけます。「選挙も息子さんも放りっぱなし?」

するとジンはもう決まったと言います。「決まらねーのが決まった」と。

パリストンは勝とうとも負けようとも思ってない。だから強い。あいつはただ楽しんでるだけ。そういう意味では一番会長の意志を継いでいる。そしてXデー(エックスデー)まで選挙は続くだろう。

チードルは自分の性格や選挙の状況など全部見抜いてるジンにイライラ。Xデーを早く教えなさい!

ジンは語る。Xデーは次の会長選挙の日。そしてパリストンは東ゴルトーに残されたキメラアントに配合された5000匹もの半獣人ので遊ぼうとしている。そしてこいつらは全員念能力を持っている。

ただしハンター十ヶ条の解釈次第で状況は変わる。「あとは自分で考えろや。ハンターだろ?」

ハンター十ヶ条の全文が公開される。


ハンター十ヶ条によると会長の座が空席になった場合、副なる者に会長代行権が与えられるとある。(其乃八)

また、新たに加入する同胞を選抜する方法の決定権は会長にある。ただし選抜する方法を大幅に変更する場合は同胞の過半数の承認が必要だと。(其乃九)

これがどういうことか考えてみました。
5000匹の半獣人は念能力を持ってるわけだからハンターになる最低限の武の心得があると解釈できる。(其乃二)彼らを選抜してハンターにするのがパリストンの遊び?

それともハンターたるもの何かを狩らなければならない。(其乃一)に基づいて彼らを害虫として狩るつもり?


う~むどうだろうか。


そして舞台は第8回会長選挙会場へ。上位4人の総選挙。そして注意点が発表される。「会長が決まるまで会議場から出れません」
パリストンの顔を見て「やばいな…」とつぶやくジン。ハンターたちが缶詰状態のままパリストンが外で何かするつもりなのか?

一方、キルアとアルカはゴンの元へ無事到着。舞台は最終局面へ。


今週も濃いぃハンターハンターでした。