2012年5月8日火曜日

バクマン。最終回を読んで思ったこと


バクマン。がついに終わってしまいました。HUNTERXHUNTERが休載になってしまったのでまたジャンプで読むものが無くなってしまった・・・


バクマン。最終回を読んで思ったこと

もともと漫画がアニメ化して主人公の声優を亜豆が演じた時、亜豆と結婚することがスタートだったので、そこで話が終わるのは最もな形だと思います。

あの日と同じ亜豆の家で
第一話「その夢が叶ったら結婚して下さい」 → 最終話「その夢が叶った”から”結婚してください」
これは第一話の伏線の素晴らしい回収ですね。

いつも右側に座っていたというエピソードは懐かしのクラスメイト時代を思い起こしてもう一度コミックスを読み返したいと思うものですし川口たろうの夢を叶えるというエピソードも良い展開だと思います。


作中には、「アニメのために面白くない内容でダラダラ続けるべきじゃない」「(デスノートのように?)無理に第二部を作ってもダメ」といったような前フリがあったのでエンディングが近いことはわかっていたのですが、最後がなんだか駆け足というかもう一つのテーマである『新妻エイジを超える』という部分がすごく省略されて描かれていたように思います。

バクマン。の面白いところはジャンプとジャンプ編集部の暴露であり、ライバルと戦う漫画家バトル漫画だと思っていただけに、最終回の終わり方はバクマン。はラブコメであり、青春群像活劇だったんだなとちょっとすかされたような気持ちになりました。


ただ確かにスパっと新妻エイジを倒したというエピソードを描くのは難しいし、何十年も買ったり負けたりのライバルになるはずなので、その路線でいけば漫画の最終回でよくあるようないきなり数年後を描いたりするしかなかったのかもしれません。

そう考えればあの終わり方しかなかったのかもなぁ。







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